源泉温泉・貸切風呂・露天風呂

温泉いろいろ(温泉入浴指導員による温泉コラム)

その4 感情の抑圧によるコリを温泉で治療する

整体師をやっていたカウンセラーさんからお伺いしたことですが、
感情の抑圧が原因で、身体の痛みやコリに結びついていることがよくあるそうです。

<感情の抑圧とは>
悲しい、寂しい、つらい、などネガティブな泣きたくなるような感情を、
感じて、表現しないで、ぐっとこらえてしまうことです。
感情はエネルギーですので抑圧されると身体の中に溜まっていきます。
そして感じてもらうために、外部の刺激(過去と同じような状況や言葉など)で
反応して心がわさわさ反応しやすくなるのです。


感情エネルギーの抑圧 → 心の緊張 → 自律神経がバランスを崩す。
 → 筋肉の緊張や血管の収縮(りきみ)による血流不足 → 部位のコリや痛みが出る 図式です。


そして、マッサージで身体のこりをほぐしても、大元の感情が癒されていないので、また元に戻ってしまうそうです。


そこで、参考のリンクではヨガや瞑想を進めていますが、私はぬる湯がおすすめです。
下部温泉のぬる湯の成分と温度の力を借りて、交感神経を休め、副交感神経を優位にして、身体の緊張をほどいていきます。

特に、大腰筋や呼吸の時に動く筋肉、横隔膜などをゆったりと感じながら緩めます。

同時に、過去にストレスとなった思いや感情が出てきたり、
当時のイメージが湧いてくることもあるかもしれません。
それをじっくり対面して味わってあげます。

とにかく、筋肉や関節の緊張を解きながら、
出てきた感情や感覚を否定せずにそのままに感じてあげるのです。

この感じるということが感情エネルギーの解放になります。
感情のエネルギーを感じきって燃やしてあげるのです。
感じたまましばらくじっと留まっていると、その感情や感覚に変化がやってきます。

そうすると、感情が解放され、身体のコリがほぐれて、心身共に楽になっていきます。

kashikiriburo-onsen.JPG

<参考リンク>

●感情の抑圧と筋肉のコリ | 仙台やすらぎの杜整体院
感情の抑圧と筋肉のコリ

●身体に溜まった感情を解放する方法
身体に溜まった感情を解放する方法 身体に溜まった感情を解放する方法

その3後編 呼吸で自律神経を整えて健康に!ぬる湯の話 後編

前回の【その3 呼吸で自律神経を整えて健康に!ぬる湯の話 前編】の続き後編です。

当館のぬる湯は長い時間入ることで効能が高まるようになっております。

ぬる湯に入っていても、なかなか手持ち無沙汰で
時間をもてあましてしまうかも知れません。

そんなときは、温泉の効能を高めるべく、
ぬる湯に入りながら、体内の呼吸を意識してみてください。

・気道の通り道の涼しさを感じてみる。

・入った空気の涼しさを感じてみる

・出て行った空気の暖かさを感じてみる

・鼻に空気が通る感覚を感じてみる

・肺に空気が溜まる感覚を感じてみる

・お腹に空気が溜まる感覚を感じてみる

・お腹から空気が出ていく感覚を感じてみる

このような感覚を、微細なところまで感じ尽くそうと、
体内に意識を傾けて、身体の声を聴いてみてください。

さらにさらに、温泉の効能が高まりますよ!
(ご自宅のお風呂でも効果はハッキリと実感して頂けると思いますよ)

関連記事 【その4 感情の抑圧によるコリを温泉で治療する】 も合わせてご覧下さい。

その3前編 呼吸で自律神経を整えて健康に!ぬる湯の話

前回のその2 ぬる湯の効能 温泉と自律神経で健康増進
に引き続きな話です。

みなさん呼吸で健康増進と聞いたらどう思いますか?
あの、普段している呼吸?え?それがなに?ってなりますよね。

実は、その呼吸には偉大な効果があるのです!

それは呼吸の時に動く横隔膜が自律神経と密接に関わっていて、
健康増進として大切な役割をしてくれます。

呼吸に意識を向けて~~。

最後まで細くゆっくり吐いて~~。

深く大きくゆっくり吸って~~。

これを繰り返すとリラックスしてきますね!

それにより、自律神経(交感神経と副交感神経)の副交感神経が優位になってきて、

身体が弛緩する、血管の拡張、血流量が増える、神経がゆるむ、ぼーっとしてくる、眠くなる、
免疫が上がるなどの症状が現れます。(前回同様の内容です ^ ^)

それによりリフレッシュ効果が得られ、エネルギーが蓄えられ、活力がみなぎってきます。

このように、普段から、ゆっくりとした深い呼吸を意識するようにすると、

気持ちが落ち着いて、安定的になってきますし、
ストレス発散や、イライラの解消にも役立ちます。

逆にストレスフルになっているときは、大抵呼吸が浅く小さくなっていて横隔膜の動きがあまりないのです。
そんなとき急に深呼吸をしようとしても肺が動きにくく、あまり深い呼吸ができないと思います。

こんな時は意識的に深呼吸をしてみて下さい。
きっとリラックス感と共にエネルギーがあふれてきますよ。

続きは、【その3後編 呼吸で自律神経を整えて健康に!ぬる湯の話 】をご覧下さい。

参考:All About 呼吸を変えて自律神経の乱れを整える

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その2 ぬる湯の効能 温泉と自律神経で健康増進

これは、【その1 温泉はなぜ効くのでしょうか?】に続くお話です。

kashikiriburo-yusashiguchi.jpg<自律神経ってご存じですか?>

自律神経とは、交感神経と副交感神経の2種類から構成されます。
それがバランス良く働くことで身体の健康を維持できるのです。
それにはお湯の温度がとても重要なのです。
その辺のお話を書きたいと思います。

◆熱いお湯に入浴すると・・・

あちち!!熱い刺激となりますので、交感神経が優位になり、
緊張、血管収縮、血流量が下がる、神経が過敏になる、覚醒する、免疫が下がるなどの症状が出ます。

結果として、身体の表面は温まるけど、体内はあまり温かくならないのです。
つまり、痛みや、ケガの治療には不向きなのです。

◆ぬるいお風呂に入ると・・・

ゆったりまったりした感覚になりますね。
すると、副交感神経が優位になって、
弛緩、血管の拡張、血流量が増える、神経がゆるむ、眠くなる等、免疫が上がるなどの症状が出ます。

結果として、身体の表面から体内に向かってお湯の温度が伝わり、
痛みやケガの治療に良い条件が揃います。

このようにぬる湯に入ることは、
人間の身体の健康維持にはかなり有効な手段だと思います。

同じ30分の入浴でも、ぬるいお湯にゆっくりと浸かって、
いつもはあつ湯で物足りないとか思われるなら、
最後にさっと熱いお湯に入るとか、
熱いシャワーを浴びてから出るなどの工夫で入浴されてみてください。

さらにお湯が温泉なら、成分による効能も期待できるので、かなりお得です。

ぬる湯の効能のお話でした。

参考:自律神経バランスを整える入浴方法
http://allabout.co.jp/gm/gc/402263/

その次 【その3 呼吸で自律神経を整えて健康に!ぬる湯の話】もぜひご覧下さい。

その1 温泉はなぜ効くのでしょうか?

下部温泉がなぜ効くのか?
その理由はいくつかありますが順にご説明します。

◆ あったか~いから

湯船にはいると体が暖まりますね。
これにより、痛みが軽くなったり、血液のめぐりがよくなるので、疲れを取ったり、細胞が生まれ変わるのを促したりするんです。

ここでは温度が大事!

<あつ湯>

熱いと感じる温度(42度以上)や冷たいと感じる温度は、
刺激が強いので、身体や血管は緊張してしまい、血圧が一時的に上がるなど負担がかかってしまいます!

やがて、体が温度に慣れてくると、緊張していた体の血管がゆるむので、頭の血が下がるのです。
これが長湯に入ると眠くなり、顔がポッチャンとなる原因です!

また、熱い温泉は長時間入ることが難しいので、表面だけは熱いけど、体内までは温まりません!

 

<ぬる湯>

一方、水温32度~36度のぬる湯は、体に負担が少なくしかも効果が高いのです!

この適度な温度で長めに入浴すると血液循環がよくなり体の芯まで温まります。

温泉を出てから、いつまでもぽかぽか温熱効果があるのも違いをおわかり頂けます。

血の巡りがよくなるので、痛みの軽減をしたり、ケガの治療を促進したりしますね。

これらのことからも下部温泉独特のぬる湯がとても効果があると言うのはうなずけます。

 

◆2 水に浮く力がかかっているから

水中では浮力により、重力による負担がかかりません。

浸かっている部分には適度な水圧がかかるため、血液の心臓への戻りをよくします。

全身浴ですと、心臓の負担を高めてしまうので、負荷の軽い半身浴をおすすめします。

 

◆3 成分が染みこむから

温泉の成分は皮膚から体内に入り、毛細血管を拡張したり、血流を増加させる作用があります。

また、ミネラル成分の豊富な下部の源泉のような水を飲みますと、
体内のミネラルバランスを整え、胃酸を押さえたり、整腸作用があり、便秘にも効果がありますよ~。

rotenburo-tsukinoyu.jpg【その2 ぬる湯の効能 温泉と自律神経で健康増進】 もぜひご覧下さい。

源泉風呂・貸切露天風呂についてのよくあるご質問

前回の【その2 ぬる湯の効能 温泉と自律神経で健康増進】に引き続きな話です。 みなさん呼吸で健康増進と聞いたらどう思いますか?あの、普段している呼吸?え?それがなに?ってなりますよね。 実は、その呼吸...続きを読む
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